2008年10月11日

中山前国交相からまさかの衆院選出馬要請 で 東国原知事


あいかわらずのこの人の厚顔無恥ぶりには逆に頭が下がる・・・
 宮崎県の東国原英夫知事(51)が、中山成彬前国交相(65)からまさかの衆院選出馬要請を受けた。8日、都内で行われた「九州横断自動車道延岡線建設促進中央大会」で、来賓あいさつに立った中山氏は「どうしても出てもらわないと困る」と、東知事に強烈なラブコール。現在、東知事を悩ませる国政転身論は、もとを正せば中山氏の『失言辞任→出馬辞退』から浮上したもの。東知事は突然のKY要請に不快感をあらわにしていた。

 話題の両氏が出席したのは東知事が会長を務める九州の道路建設を訴える会合。宮崎、熊本両県選出の国会議員、地方自治体の首長ら約70人が参加した。

 おきまりの「頑張ろう」三唱後、東知事のもとへツカツカと向かってきたのは、日教組をめぐる発言などでわずか5日で国交相を辞任した中山氏。自ら手を差し出すと「頑張ってね!」と謎のエールだ。困惑する東知事は握手こそしたものの、視線を合わせないように、その場をしのいだ。

 伏線はあった。会合中、中山氏は東知事を無理やり宮崎1区の後継者に任命する“KY発言”を炸裂(さくれつ)させた。「自作自演のシナリオが進行中であります。国交相を辞めたのも自作自演。次の選挙は東国原知事にどうしても出てもらわないと困る」約5メートル先にいた東知事に壇上からまさかの出馬要請を放った。その後も中山氏は「東国原知事とは以心伝心だから。いや、もう会ったから、ハート・トゥ・ハートだな」と自信ありげな笑みを見せた。

 さらに「(出馬を要請したのは)初めて。東国原さんに勝る候補が出るとは思わない」と報道陣に力説、人気知事を担ぎ出そうと目の色を変えた。

 これに東知事は激怒。「唐突に公の場で依頼されたことに驚きと違和感を覚えた。意図は分からないが、いかがなものか」。中山氏の体当たり要請にも「(出馬は)今は考えていない。考えられない」と語気を強めた。

 中山氏の猛アタックに加え、自民党は“東包囲網”を敷きつつある。自民党本部を訪れた東知事に次期衆院選に出馬して当選した場合、閣僚ポストを保証するような言葉をかけたという。一時は「公示されても今のところはない」と“不出馬表明”していた東知事に、なりふりかまわないアプローチがかけられた。

 当選しても、自民党が敗れれば「空手形」となるこのオファー。東知事は「それは自民党の方に聞いてください」と困惑。決着はまだ当分先になりそうだ。



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